50のてならい

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50になってからネットについて色々と検証していくブログです。

ロードバイクの体感温度について

冬が近くなってくると、木枯らしが身にしみる季節となってきます。本日の朝の予想最低気温は12度。じゃあ大したことないやと家を出て走り出すと、たいそうな北風。気温は10度以上あるのですが、どうも身体に感じる体感温度は違うようです。
細身の私には辛い季節がやって来てしまいました。

体感温度とは

体感温度は、気温・湿度・風速によって求められます。おおまかに風速1m増すと体感温度は1度下がるといわれています。

それらを公式で求めることが出来るようです。

体感温度はミスナールの計算式(改良版)で求めています。

引用  実務に役立つ計算サイト

こちらのサイトで気温と湿度と風速を入力すると計算をしてくれます。

 

keisan.casio.jp

yahooの天気情報から9時くらいの気温や風速を求めてみます。
  • 本日の9時の気温12度
  • 湿度 50%
  • 風速3m/h

風速の目安となるビューフォート風力階級表をまとめてくれているサイトです。

風速の目安

これによると風速3m/hは軟風で、「木の葉や細かい小枝がたえず動く。軽く旗が開く。」という表現になってますけど、もっときつかったような。まあ、これからの季節はずっとこうなんでしょうね。

で、肝心の本日の体感温度ですが、ミスナールの計算式によるとなんと4.5度

ですが、この計算では止まっている人に風が当たった場合の体感温度です。自転車の場合には走っている訳ですから、向かい風 + 自転車の時速が加わると考えられます。
時速を秒速に治すので、時速÷3.6

例えば時速30㎞を3.6で割れば秒速8.3m/sになります。

  • 25km/h なら 6.9m/s
  • 20km/h なら    5.5m/s
では、時速25km/hで自転車で走ると仮定すると秒速6.9m/s  これを先ほどの体感温度の計算式に当てはめてみると
  • 気温 t   13℃
  • 湿度 h 50%
  • 風速v    6.9m/s

体感温度は、2.7℃

これは、向かい風の風速を自転車の走る速さに変えて計算しています。自転車の時速と風速が一緒になるのならば、さらに計算上の体感温度は低く感じるはずです。
そりゃあ、寒いはずですよね~。下はレッグウォーマーに上は、半袖ジャージにアームウォーマー。ベストに風が吹けばたいそうハタメク、ウインドブレーカー。

適切なユニフォームの選択

体感温度が5度を下回るようならば、もう真冬の装備で行かなければいけないですね。

今度からは、天気予報のデータを元に体感温度を求めてから決めないといけないと思います。

ちなみに明日の9時の予想では

  • 9時の気温9度
  • 湿度 50%
  • 風速1m/h

計算すると、5.5度。走り出すのは8時ですから更に寒いことが予想されます。と、いうことは完全真冬装備が正解ですね。問題は帰りに気温があがることですが、13度まであがっても体感温度は9.5度なので問題なさそうです。

無理して、寒い格好で走るよりも、暑いくらいで汗が出るくらいのほうが間違いなく調子は上がっていくので真冬装備でいくことにします。

と、いいつつ明日は試しに、長袖アンダーシャツではなくて、この間景品で貰った半袖のヒートテックセンサーのアンダーシャツを試してみたいと思います。

まとめ

こうやって、少し調べてみると自分自身が感じている体感温度よりも実際にはずっと低いことがわかりました。

止まっている人の体感温度ではなくて、私たち自転車乗りは風に向かって走るわけですから、更に体感は下がることが予想されますね。夏に走ると涼しく感じられるのは、この風のおかげだった訳ですね。当たり前ですけど、ローラー台では風がこないので体感温度は体温の上昇と共に上がるというのも理解出来ますね。