50のてならい

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50になってからネットについて色々と検証していくブログです。

WordPressローカル環境構築「Local by Flywheel」をインストールしてみた

Photo on Visualhunt
これまでWORDPRESSのローカル環境としてInstant WordPressを使ってました。
ただ、少し動作が遅いのと全てのプラグインを試すことが出来ないこと。
また、複数の環境を混在させるのが、どうしても出来ませんでした。さらにいじくりすぎて壊れてしまいました(笑)chan-biku.clubそこで、今回複数のサイトのローカル環境を構築する為に「Local by Flywheel」を導入してみることにしました。
そのインストール方法になります。インストールの際のエラー記事はまた作成したいと思います。

 

 

ローカル環境とは

ローカルとは、インターネットなどに接続してない状態の環境のことです。
ネット上のサイトなどはリモートと呼ばれます。
簡単にいうと、個人のパソコンなどで、ネットにつながれていない独立した状態のことです。
 
ローカル環境構築の利点は
  1. ネットに公開する前に動作確認・表示確認が出来る
  2. テーマの変更などのテストが出来る
  3. 新しいプラグインのテストが可能
  4. 初心者の学習のためにもなる
個人のパソコンはWindowsやmacOSが使われています。ですが、サーバーの多くはLinuxで動作しています。
そのため、サーバーにアップロードするためのテストをWindowsやmacOSでも行えるようにする必要があるのです。 
 
はてなブログなどのブログサービスでは、バックアップを取ろうとしたら、サブサイトを立ち上げてます。文章をエクスポートして、サブサイトにインストールするとバックアップ環境が作成出来ます。テストなども、サブサイトを非公開にしてやれば出来ますね。ただ、ブログサービス自体がなくなると困りますけど~。

Local by Flywheelのメリット

では、ローカル環境を作成することの出来るLocal by Flywheelのメリットは何でしょうか?
 
メリット
  1. 無料である
  2. windows版とmac版がある
  3. 一時的に外部に公開することも可能
  4. メールテストも可能
  5. PHPのバージョンをインストール後も変更可能
  6. MySQLのバージョンをインストール後も変更可能
  7. Apacheとnginxサーバーをインストール後も変更可能
無料でここまで出来るのは素晴らしいですね。 
 
ダウンロードをする
まずは、Local by Flywheel のサイトに行きます。
 
 
 画面が出てきます。MACかWindowsか選択してクリックします。
 
下にスクロールしてやると下図のような画面が見れます。
macかwindowsを選択してクリック
work mailの項目 : メールアドレスを入力
Number of sitetsの項目 利用するサイトの数を選択
GET IT NOW をクリック

nameの項目とかもありますが、メールアドレスとサイトの数の選択だけでダウンロードできます。
GET IT NOW!のボタンをクリックしても始まらなかったのでclick hereを押しました。
click hereをクリック
② ファイル保存をクリック
 
ダウンロードしたファイルをクリックしてインストールします。
local-by-flywheel-〇-〇-〇-windows.exe    〇-〇-〇はバージョンになります。
 
Local by Flywheelのインストール
私の場合には、ダウンロードのフォルダにインストールファイルがありました。
クリックすると、このファイルを実行しますか?と出るので実行をクリック
 
クリックすると、local by flywheelセットアップ画面が出ます。
5分くらいかかりました。パソコンの性能にもよると思います。
私のはボロボロです(笑い) 
 
 
キラーンと、いう音がして最初にError Reportingの画面がでます。
これは、「エラーリポートを送信するか」を選択するダイアログです。
Turn on Error Riporting」を選択しておきます。
ちなみに「いいえ」をクリックしても進みます。
 
その後、以下のようなWelcome to local ty Flywheel!の画面が表示されます。
LET’S GO!ボタンをクリックします。
 
画面が切り替わるので +CREATE A NEW SITE  をクリック
 
任意のSITEの名前を入力します。半角英数字にしておきます。
CONTINUE をクリック
このサイト名は、あとから変更したり削除したり可能です。日本語は最初は不可のようです。ローカルドメインの名前になります。
 
ローカル環境の選択
ローカル環境の選択をします。設定変更可能な項目は、
  • PHPのバージョン
  • サーバーの種類 Apacheかnginxサーバーを選べる
  • SQLのバージョン
Preferredの選択だと、以下の環境になります。
  • PHP:5.6
  • サーバー:nginx+Varnish
  • MySQL:5.6
ここは、あとから変更可能なので最初は Preferred を選択しておきます。
CONTINUE をクリック  

WordPressの設定

名前とパスワードを入力します。任意の名前でOKです。
WordPress Username  :  admin
WordPress Password  :   pass
WordPress Email        :    入力しなくてもok 
入力するとメールテストが出来ます。
入力したら ADD SITE  をクリック
 
 今後も同じ、アカウント情報を利用するならばSAVE AS DEFAULTをクリック
 
設定画面の使い方
インストールが終了するとこんな画面になります。
上にオレンジのラインで、エラーメッセージがでた場合には、メッセージによって対処方法が違うので、また別記事で書きます。
 
ローカルサイトの表示
サイトを見るには、VIEW SITEをクリックします。
CHANGEとなっている部分は変更可能です。
 
 最初に表示されるサイトです。
WordPressを最初に立ち上げた時のTwenty Seventeenのテーマが一緒ですね。アドレスは サイト名.local となります。 
 
WordPressの日本語化
ADMINをクリックすると、Wordpressが立ち上がります。
 
WordPressは英語バージョンとなっているので日本語化します。
Settingsをクリック
Generalをクリック
 
 
Site Language の選択枠をクリック
 
 日本語を選択します。
 
 設定完了すると、ちゃんと日本語化されます。使い方は、通常のWordPressと全く変わりません。
 
2度目からの起動方法
Local by Flywheel のショートカットをクリックすると、下記のような画面で少し待ちます。
 
 左側にLocal Sitesの名前が並ぶので、こちらをクリックします。
をクリックすると良いです。
複数サイトを作成した場合には、それぞれ選択できます。
 
環境の変更方法
Web ServerPhp Version の変更方法です。
右上の START SITEをクリックします。
 
 右上のSTART SITEは、STOP SITE に変更します。
CHANGEをクリックします。
 
Preferredに変わります。
 
Custom   を選択します。
 
Web Server は nginx か Apache を選択できます。
PHP Versionは、7.20・7.14・7.03・5.6.20・5.5.38・5.5.38・5.3.29・5.2.17・5.24から
選択できます。
 
 
 選択したらSAVE CHANGESをクリックするとローカル環境の変更が出来ます。
 
あなたのサイトに問題がおこることもあります。と英文のメッセージがでます。CHANGE  ENVIRONMENTをクリックします。
 
ダウンロードが始まります。
CANCEL DOWNLOAD をクリックするとダウンロードはキャンセルされます。  
 

まとめ

インストールの簡単さは、Instant WordPressにはかないません。インストールも一度では上手くいかなくて、問題をクリアーしながら進めていきました。これについては、また別記事で対処方法を書きたいと思います。
 起動させてみて、私のパソコンが非力なので時間がかかります。windows7で古い機種なので起動させるだけで、数分待たないといけません。ソフトを他にも起動していると動作が遅いです。
 VirtualBoxを利用して、仮想環境を作成してwindows上で動作しているので少しマシンパワーがあるほうが動作は軽くなると思います。Wordpressの投稿の記事を書いたりするのは、全く時間は変わりません。これから既存サイトのインポートをして複数サイトの登録などもして検証してみたいと思います。